IMG-7397

3月の噴火回数 0回 爆発的噴火 0回含む

 

WALKINN FES!2022 in 霧島市国分が無事しゅーりょーいたしました!
2日間とも真夏日のフェス日和!
やっぱ国分は晴れるなぁ〜

今回は今まで以上に子供の人数が多かったんだって!

前々から音楽を知らない家族連れの方にこそたくさん来てもらいたいと、子供が楽しめるコンテンツにも力を入れて来たWALKINN FES!。
太陽の下で元気に遊ぶ子供がたくさんいるフェスってのが定着してきたんだ〜と思うと嬉しいし、何よりただそれだけでしあわせな光景。

 
 
ともそだち出店01
Photo by miki kamada

 
 

そして今回もフェスに参加したともそだちの子供達。
ともそだちはそもそもWALKINN FES!の「僕らの街は僕らで創る」というまちづくりのテーマをヒントにして始まった、学校へ行っていない子供達の平日の居場所作りなんですが、そんなともそだちが関わることで逆にフェス側にも新たな目線を与えました。

 
 
ともそだち出店03
 
 
ともそだち出店04
 
 

今回ともそだちのブースで販売したエコトートバック。
フェスで毎回写真スポットとして飾る幕があるんですけど、これって日付が入ってるので1回しか使えなくて、でも捨てるのももったいないし、素材もいいし何かに再利用できないかなーと考えて今回トートバックにしてみたんですがこれがすごく可愛くて!

 
 
エコバッグ03
 
 
エコバッグ02
 
 

生地の裁断をともそだちの子供達にも手伝ってもらって、それを南さつま市の仲間に縫ってもらって売上の一部をともそだちの活動資金にさせていただく。
フェスってゴミがたくさん出るから前々から何かリサイクル活動もやってみたいと思っていたんですが、リサイクルっていろんなやり方があるけど、なかなかその行く末まで見届けられるものが少なくていまいちリサイクルの実感がない。

今回のエコトートバックはフェスでみんなが幕の前で記念写真を撮って、その幕が次のフェスの時にはトートバックになって売られていて、制作過程も写真やSNSなどで発信してしかも売上は子供達の活動資金になる。
さらにその子供達がフェスに参加してるから元気にやってる姿も見られる。
この「見えるエコ」ってところがストーリーがあってすごくWALKINN FES!らしい取り組みだし、みんながハッピーにしかならないのがすごくいい。
案の定大好評で31個作ったトートバックは全て完売。

 
 
エコバッグ01
 
 

ついでにバック買いに来てくれた人にともそだちの活動の様子を見てもらえるように写真コーナーなんかも作って、そうするとお客さんとの会話も生まれるし、会話をすることでバックを持つことに特別な意味合いも感じてもらえる。

 
 
ともそだち出店05
Photo by miki kamada

 
 
ともそだち出店06
 
 

そうやっていろんなことがひとつずつ繋がってみんなの居場所が増えていくのを実感することができてとてもワクワクゾクゾクしました!

さらに今回はステージにも上がった子供達。
本番直前に「やっぱりやらない!」って言われるのも覚悟で(笑)ですです隊のライブに出ない? と誘ってみたんですが、みんな緊張しつつも意外とノリノリで(笑)。
「デイドリームビリーバー」の時に出てもらったんですが、終わった後のみんなの顔!!
緊張したぁ〜と言いながらも満足そうな表情がたまらなかったなぁ〜。

 
 
ステージ02
Photo by miki kamada

 
 
ステージ01
Photo by miki kamada

 
 

学校に行っていないということで注目されたり人前に立つことに敏感で苦手な子が多く、中にはちょっと前までは学校やってる時間帯は外に出れないって子もいる中で、でっかいステージに立つって(しかもリハとかほぼやってない!)本当にすごいこと。
仲間と一緒で楽しいことならあんなたくさんの人たちの前に出ていけるんだね!!
本当に出るんだー! って、親たちが一番びっくりしてたかも(笑)。
普段なかなか見れない表情を見せてもらって嬉しかったなぁ。

出たいけど顔が見えるのは恥ずかしいからと紙袋に目の部分だけ穴を開けてそれをかぶって出た子もいるんだけど、その発想もまたおもしろいし学校じゃまずありえないよね。

生活の中心が学校になってしまうとどうしてもそこにハマれない子供達は萎縮して自分を否定することが多くなってしまうけど、そのままの自分でここに居ていいんだよーってことを感じられたらあんなに生き生きしてこっちが思ってる以上の力を発揮したりするんだもんなぁ。
色々考えさせられるし、それってつまりどういうこと?? ってのをもっと考えなきゃいけないよね! オトナ!!

 
 
ステージ03
Photo by miki kamada

 
 

脳科学者の茂木健一郎さんが言ってたけど、夢のような楽しい時間の中にいる時が子供の脳は一番学習してるんだって。
確かに、フェス終わった後にたった2日間だけど子供達グッと成長してるなぁと感じることが多い。
お店やっていろんな人と会って朝から晩まで友達と限界ギリギリまで遊んで気絶するように寝て(笑)。
まさに夢のような時間。
ほんとサイコーだろうなぁ。。

こんな風にともそだちの活動を通してグッとまた大人の目線も広がった今回のWALKINN FES!。
子供達の発想がどんどんフェスを変えていくのかもしれないなぁ。
次のフェスはどんなことになるんだろう。
子供達にはもっともっと大人のすねかじりまくってやりたいことやりまくって欲しい!
それを見た大人がヒントを得てさらにフェスをおもしろくしていくだろう。
来年10周年にしてまた新たな広がりを感じるフェスになりました!

 
 
ともそだち出店02
 
 

もちろんライブもすごいよかった!
個人的にAnalogfishがぶっちぎりに良くて!!
新しいアルバム『SNS』もすごいかっこいいアルバムだもんねー!
久しぶりにメンバーにも会えてみんな元気そうでよかった。
あと、BLACK BOTTOM BRASS BAND!!
15年ぶりくらいにライブ見たけどやっぱりBBBBのパレードはたまらない!!
お祭りがなくなった世界にお祭りを連れて来てくれる愉快なおじさんたち!!
大好きな人たちが鹿児島に来てくれてライブしてくれてとても嬉しい〜!
音楽に子供達にたくさんエネルギーもらった2日間でした!

 
 
 
 
 
◆今月の〈さつまの小踊り〉

さてWALKINN FES!といえばケイタイモさん、と言われるくらいここ最近ライブや似顔絵屋さんや撤収作業まで毎回参加してくれるケイタイモさん。
普段自身のインスタグラムに投稿している漫画で子供に関することも発信していてともそだちの活動にもすごく興味を持ってくれていて、今回もフェス後の活動に遊びに来てくれました!

前回遊びに来てくれた時に一緒に餃子作りをしたんですが、今回は中身の具をグレードアップして餃子作りアゲイン(笑)。

 
 
餃子04
 
 

トマト、しそ、チーズ、もち、アボカド、キムチ。  
おやつ餃子用にバナナ、チョコ、マシュマロ、あんこ。
そして闇トッピングでマスカット味のグミ(笑)。
グミは普通の肉入りにこそっと忍ばせてロシアンルーレット。
当たったのはほぼ大人でみんな
うおぉぉぉ〜すげーフルーティー、、、と悶絶しながら食べていました(笑)。

 
 
餃子01
 
 
餃子02
 
 
餃子03
 
 

子供達ともすっかり顔なじみなので始まりから和気あいあいとしたいい雰囲気。
それぞれおもしろい餃子の包み方を考えて見せ合ったり、いろんな食材の食べ合わせの実験をしてみたり。
余った中身で肉団子スープも作って立派な餃子パーティー。
お腹いっぱい食べて、最後に買ってくれたエコバックにみんなでお絵かきしりとりしてたっぷりと遊びました!

 
 
餃子05
 
 
餃子08
 
 
餃子07
 
 
餃子06
 
 

この時の様子を漫画に描いてくれてるので皆さんぜひケイタイモさんのインスタチェックしてみてくださいねー!
Instagram:@k_e_i_t_a_i_m_o

 
 

ケイタイモさんとこの半年の間にお互い得た情報や新しい動きなど交換しあったり、おもしろい人たくさん紹介してもらったり、角度や目線は違えど子供達に関わる色々を話せてとてもいい刺激になりました!
ケイタさんはほんと人と人をつなぐ役割の人だなぁ〜

 
 
餃子09
 
 

てなわけで今月も最後まで読んでくれてありがとBENBEN!!

 
 
 
 
 
 


 
IMG-6384
ノマアキコ●作詞提供やってます。トーキョーキラーBENBEN担当(育休中)
ともそだち(学校へ行っていない子供達の平日の居場所作り)
      Instagram:@tomosodachi_kagoshima

 
 
 
 
 
 
 

ノマアキコ「続・さくらじまBENBEN日記」
 
第84回「食欲と脳内トラベル! BENBEN!!」
第83回「2022年初BENBEN! 書くこと! BENBEN!!」
第82回「師走!BENBEN!!」
第81回「Acoustic WALKINN FES! in 桜島 無事しゅーりょー!! BENBEN!!」
第80回「Acoustic WALKINN FES!2021開催決定! BENBEN!!」
第79回「この夏私を救ってくれた4アイテム! BENBEN!!
第78回「プライスレス! 夏! BENBEN!!」
第77回「スーパーアイドルに魅せられて! BENBEN!!」
第76回「鯉のぼりと梅雨〜!! BENBEN!!」
第75回「怒涛の4月とアサリちゃんとLOSTAGE愛!! BENBEN!!」
第74回「フェスと不登校! BENBEN!!」
第73回「WALKINN FES! 2021 開催決定〜!」
第72回「自分ルール!BENBEN‼︎」
第71回「2021年、もっと自分に夢中になる! BENBEN!!」
第70回「フェスと今年を振り返る!! BENBEN!!」
第69回「DO THE BOOGIEでBENBEN!!」
第68回「ナマイキにスカートいよいよ発売! BENBEN!!」
第67回「逆転の発想で!BENBEN!!」
第66回「ちょっぴりシリアスな夏!! BENBEN!!」
第65回「ナマイキにスカート! BENBEN!!」
第64回「5月の3本立て! BENBEN!!」
第63回「ママ! ニコってして! BENBEN!!」
第62回「こんな時こそ芸術に頼ろう!! BENBEN!!」
第61回「中腰の王子様! BENBEN!!」
第60回「またじんちゅうかい!! BENBEN!!」
第59回「ただの読み間違い!! BENBEN!!」
第58回「ナイスサーブ! 1本! ドンマイ! ハイタッチBENBEN!!」
第57回「『あな』BENBEN!!」
第56回「エンターテインメントの秋! BENBEN!!」
第55回「のんちゃんと下水丸と夏とBENBEN!!」
第54回「希望と太陽のロックバンドBENBEN!!」
第53回「大雨の中、思ったことBENBEN!!」
第52回「WALKINN FES! 2019 BENBEN!!」
第51回「今月のハイライト! BENBEN!!」
第50回「まもなくWALKINN FES! 2019だよBENBEN!!」
第49回「屋久島に行ってきた! BENBEN!!」
第48回「WALKINN FES! 2019は目の前だ! BENBEN!!」
第47回「2019年! あけましておめBENBEN‼︎」
第46回「年の終わりの決断BENBEN!!」
第45回「やっぱ遊ぶの大事だわ! BENBEN!!」
第44回「女に生まれてよかったー! BENBEN!!」
第43回「やり続けるパワーを見たBENBEN!!」
第42回「夏休みをBENBENしまくろう! BENBEN!」
第41回「WALKINN FES! から広がるBENBEN!!」
第40回「5回目のWALKINN FES! 無事しゅーりょーBENBEN!!」
第39回「久しぶりのライヴハウスに行って思ったことBENBEN!!」
第38回「久しぶりのロケンローBENBEN!!」
第37回「人生初のフルマラソンBENBEN!!」
第36回「思わぬ追体験BENBEN!!」
第35回「2018年あけましておめでとうございBENBEN!!」
第34回「え! また師走!? もう終わるよ 2017 BENBEN‼︎」
第33回「かわい子ちゃんがいっぱいの秋! BENBEN!!」
第32回「35周年の先輩方に学ぶ! BENBEN‼︎」
第31回「台風5号直撃BENBEN‼︎」
第30回「夏 ドキ♡シーフードBENBEN!!」
第29回「鹿児島から全国、いや世界へBENBEN!!」
第28回「ライヴ復帰で、BENBEN!!」
第27回「スペクタクル大巨編BENBEN!!」
第26回「脳みそより先にBENBEN!!」
第25回「尻からスイカBENBEN!!」
第24回「アドレナリンてすげー!!! BENBEN!!」
第23回「ついにRINGETS!! BENBEN!!」
第22回「2016年総括BENBEN!!」
第21回「ぶつ切りの向こう側BENBEN」
第20回「読書の秋、短歌を嗜む! BENBEN!!」
第19回「10年ぶりのBENBEN!!」
第18回「チャゲアス復活のためにBENBEN!!」
第17回「いよいよ夢子会vol.5BENBEN!!」
第16回「怒濤過ぎて頭わけわかめBENBEN」
第15回「鹿児島が熱いぜBENBEN!」
第14回「桜島の噴火、ほんとのところどーなの!?BENBEN」
第13回「ババァの底力BENBEN!!」
第12回「謹賀BENBEN!! 2016もBENBEN!!」
第11回「行って見て感じてBENBEN」
第10回「満を持して、まんじさんBENBEN」
第9回「自信と原動力、希望と太陽のロックフェスBENBEN!!」
第8回「キーワードは13! BENBEN!!」
第7回「どちらでもBENBEN!!」
第6回「いろんな意味で胸いっぱいBENBEN」
第5回「ゆる〜くBENBEN」
第4回「トーキョーキラー記念すべき1stアルバム『トーキョー★キラーストリート』発売記念BENBEN特大号!! 〜いつもどうりだけどね」
第3回「春だ! フェスだ! BENBENだ!!」
第2回「長さより濃さ!BENBEN!!」
第1回「始まりの予感BENBEN」