始まりましたGAL Radio。皆さんお元気でしょうか?この連載もおかげさまで3年目に突入しました!いつもありがとうございます。今後とも是非宜しくお願いしたいのですが、手ぶらで御贔屓頂こうっていうのもね! 旦那! ということでございまして、今回は6月9日にリリースされたばかりの新曲「ひまわり」を携えてやって参りました! セルフライナーノーツという形でご紹介していきたいと思います。

 

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写真1-ひまわり
高橋 圭 1st SINGLE「ひまわり」


iTunes Store、Apple MUSIC、Spotify、LINE MUSIC、mora(ハイレゾ配信)など各ダウンロード、ストリーミングサービスにて配信中!
https://linkco.re/F9MnSZgX

 
 
 
●(マル秘!と言うほどそんな大した話でもないですが)制作裏話



まずは遡ること2018年11月から1年間、毎月新曲を1曲ずつ制作する「ねぇ、できちゃった」のコーナーというものをこちらで展開していました。

▼第17回「新曲発表のコーナー『ねぇ、できちゃった』完結編!」


ここで出来た曲たちに新曲を足して昨年12月一枚のアルバムにまとめて発表したのが1st solo ALBUM『RADIO WAVES』です。

▼「RADIO WAVES」 各配信サイトリンク


この連載を始め、新しく産まれた音楽のおかげで出会えたたくさんのご縁によって作曲家として今年から様々なコンペに参加したりと自身の活動も更に新たな一歩を踏み出しました。そんな中、世界が目まぐるしく変化していく状況で、どんなメッセージを発信していいか分からず、自分が良いと思える曲が書けないイップスのような時期が続きました。
気分転換に始めたのは大好きな名曲をカバーしてレコーディングスキルをコツコツと学ぶことでした。自分のルーツを辿る時間は発見が多く、流行や最新のものだけではなく普遍的なものに影響を受けてきたことを再確認出来ました。
そこで得たものを形にすべく、歌詞、サウンドプロデュース、アートワークと多くを手掛けてくださっている共同制作者、J.Akutsu氏と1曲を制作期間1週間でリリース出来る状態までの全てを仕上げる挑戦を開始します。

 
 
 
●裏テーマ



とは言え、いいメロディが浮かばない状態、まず取り組んだのは「ある特定の女性に捧げるならどんな曲がいいか」を決め制作の方向性を擦り合わせることでした。Instagramで#黒髪ミディアムなどのハッシュタグで素敵な方を探し、アイディアを膨らませていきます。アルバム制作時もピンチを切り抜けた変態的作曲方法なのですが、イップスなんてなかったかのように、すらすらとメロディーやアレンジが決まっていきました。
カバーをレコーディングしていた期間も素敵な女性からエネルギーを頂戴することも頭ではなく素直な心で感じることに立ち返るような行為だったのかなと今になって振り返ると思います。やっぱりすごいですねこういう気持ちがもたらす力って。皆様、変態的創作法、オススメです(笑)。

 
 
 
●サウンドとアートワーク



サウンドはとにかく全ての清涼感の産みの親になるべく清涼感を目指しました。某清涼飲料水のCMソングのようなアレンジは曲の持つピュアさ、爽やかさに導かれながら進んでいきました。(飲料メーカーの方、宜しくお願いします(笑))特にサビを印象付ける字ハモとウーアー系と呼ばれるコーラスをミルフィーユみたいに重ねていく作業はハモりの虹を描くようで楽しかったです。
アートワークは美女と海、青空が印象的ですが、デジタルながらもタッチペンなどは一切使わず全て指で描かれていて(凄くないですか?)デジタルとアナログの融合みたいな表現もサウンドと共にアルバムからやりたかったことの流れの一つです。歌詞の響かせ方やメロディに関してもアルバムをこの1曲で括るような部分とこれから進む方向を示すような予感めいたエネルギーのある音になっています。

 
 
 
●新曲「ひまわり」に込めた思い



浅〜く言うと(笑)夏の恋愛の歌なんですが、それぞれの大切な人との今、そしてこの先にある季節も一緒にいられたらという「近い未来への祈り」のような思いだったり、愛とか恋だけじゃない、深い部分で人を想う心の動きを共有していける曲なのかなと思っています。タイトルの「ひまわり」は太陽の方向を向いて咲く花で有名ですが、見た目の華やかさだけでなく物語のモチーフとなる何か強い生命力を感じつけました。

 
 
 
●まとめ



前述したように仲間と共同作業で試行錯誤し、毎日新たなチャレンジをしていった先で産まれた曲です。将来のことや過去のことを考えて不安になったり落ち込んだりすることもありますが、やっぱり今の連続でしかないし、今を素直に大切にしながらフラットな目線で未来に思いを馳せるみたいなことができたらいいなぁと。それぞれ大変な状況ではありますが、協力し合い新しい喜びと出会えるよう、この曲があなたのこの夏のBGMとして少しでも日常を彩って頂けたら、それは作家冥利に尽きるこの上ない喜びでございます。
今回はこの辺で。ありがとうございました。


Himawari
2020.06.09.(Tue)
Produced by Kei Takahashi & J.Akutsu
Lyric:J.Akutsu & K.Takahashi
Music:Kei Takahashi
Arrange:Kei Takahashi
Art Work:J. Akutsu
Kei Takahashi:Vocal, Background Vocal,,Guitar,Bass,Keyboard & All Other
Instruments,Programming,Mix & Mastering
Recording Studio: laugh(rough) return studio
Special Thanks: mika(good sleeps),umezawawa, Miki Ueno, YUMECO RECORDS,
AM-Sasakisan,Ryujikun,Tokuchan,Yone,My Friends,My Family
Very Special Thanks:YOU!!!

 
 
▼「ひまわり」CM-BIG WAVE編

https://youtu.be/2iXNTXa53Rs

 
 
▼「ひまわり」CMまとめリスト

 
 

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ひまわり □歌詞ダウンロード

どこにいても君を見つける才能
乾いた風がシャツの裾 羽ばたかせたら
揺れる 僕のこの心は何色?
焦がしていく 君と夏の太陽


その笑顔 思い描いて ひとり 空見上げてた
広がり続ける 時間(とき)さえも 今を忘れていた


繰り返す 波の音 押し寄せる
恋は陽炎 掴めそう だけど 腕を擦り抜けていくんだ
見せかけのこの世界で輝いた 瞳に会いたい
今 会いたい 君をずっと見つめていたい


はにかみ顔の 君はまるで向日葵
空の青さ見て 真っ直ぐ 背伸びする
その隣で 笑い合えたなら
羨んでる 窓の外


その声が 聞きたくて 夕焼け眺めてた


何かを 呟く 唇を 不意に奪いたくなる


転がったガラス玉を拾う 白く長い指に見惚れている
乱れた黒い髪を かきあげる仕草が
ずっと この胸の中を 掻き乱しているよ


その瞳 思い出して 夜明けを数えてた
今しかない 今しかないのなら 抱きしめていたい


繰り返す 波の音 押し寄せる 今すぐ会いたい
今 愛は 心は 君を求めているよ
この季節が過ぎ去って 愛が果ててしまっても
ほら また風が 君を連れ戻すから


夏の魔法で また君を見つけ出すから

 
 
 
 
 


 
今回用プロフィール
高橋圭(たかはし けい)●作詞・作編曲・演奏家 1988年5月3日生まれ。2011年よりgood sleepsの作曲、ギターとして活動開始。2枚のシングル、1枚アルバムをリリース。2016年活動休止。演奏から録音、ミックス・マスタリングまでを自身で手掛けた意欲作。アルバム『RADIO WAVES』、シングル『ひまわり』共にApple Music、Spotifyなどで配信中。
お仕事依頼はTwitterからお待ちしております。Twitter:@zazamino

イラスト:matsun
 
 
 
 
 

 
「Ginger Ale Lover’s Radio」ここまでの道のり
 
第1回「はじめましてのご挨拶(自己紹介)」
第2回「Guitar~ダサい僕が手にした最高の相棒~なんでこんな邦題足したの? っていうB級洋画の和訳タイトルみたいなダサさ(ギター愛を語る回)」
第3回「真夏の特大号 想像力(YUKI『チャイム』レビュー、久しぶりのライブ、真夏のドライブプレイリスト)」
第4回「バンドは生き物、刺身はナマモノ。(赤い公園特集)」
第5回「Mr.Children(メジャーセブンス、センス、スタンスとバランス)」
第6回「Mr.Children 『重力と呼吸』アルバムレビュー」
第7回「ミスチル、YUKIライブレポート特集」
第8回「新春新曲祭」
第9回「レコーディングオタク」
第10回「YUKI 『forme』アルバムレビュー」
第11回「音楽で逢いましょう」
第12回「good sleeps Album『SIGNAL』セルフライナーノーツ」
第13回「雨ソング特集」
第14回「Live DVD &Blu-ray『Mr.Children 『Tour 2018-19 重力と呼吸』ディスクレビュー」
第15回「BUMP OF CHICKEN NEW ALBUM『aurora arc』アルバムレビュー。何故彼らは宇宙を歌うのか」
第16回「竹内まりや「カムフラージュ」から学ぶ切なさ講座」
第17回「新曲発表のコーナー『ねぇ、できちゃった』完結編!」
第18回「YUKI『聞き間違い』から学ぶ “ きっと大丈夫 ” 講座」
第19回「何故私たちはクリスマスソングを作り、聴くのか」
第20回「TRICERATOPSから学ぶリフで踊ろう! 講座」
第21回「3ヶ月連続企画! 第1弾 Chara +YUKI『楽しい蹴伸び』から学ぶ無意識の美しさ」
第22回「3ヶ月連続企画! 第2弾「Chara +YUKI 『echo』全曲レビュ ー」
第23回マイフェイバリットエモー ショナルソング 10選」
第24回「和田唱(TRICERATOPS)『ALBUM.』から学ぶ笑顔の大切さ講座」