7月1日 映画『ブルックリン』鑑賞。主人公の女性が故郷のアイルランドからアメリカに渡り、ホームシックになったり離れて暮らす家族のことを思ったりしながらも、恋をして仕事をしてどんどん人生を輝かせていく。そこには色んな選択があるのだけれど、観客として彼女の心にずっと寄り添うことが出来たし、その選択の末のラストシーンは実に痛快だった。ずっと覚えておきたい素敵な映画。
 

 
7月2日 娘の幼稚園のサークルで七夕飾りを作る。先生方が大きな笹の葉まで配ってくれて、家に持ち帰る。しかしすぐに枯れて茶色っぽくなってしまった。笹の葉って枯れるイメージが全く無かった(笑)。
 
7月9日 夢子会。あいにくの雨の中だったけれど、お客さんや出演者さんのお陰でとても素敵な時間を作れたと思う。スタッフのさわこちゃんとカメラマンのちゃんたぐと3人で担々麺を食べて帰宅。
 
7月10日 洗濯機とオーブンレンジを買う。久しぶりに某家電量販店で大きな買い物をした。お会計の時に椅子に座ると店員さんがお水どうぞ、と持ってきてくれた。配送日などの手続きが終わった後で「ちなみに今お飲みいただいているそちらのお水なんですが……」と、レンタルサーバーのセールストークが始まったのでびっくりした。
 
7月11日 大阪旅行。高校時代の同級生4人で、1泊。地元・福岡で暮らす2人と関東で暮らす2人で、どこか中間地点くらいで会えたらいいねなんてFacebookでやり取りをしたのがきっかけで、まさか本当に実現できると思ってなかったので夢みたいだった。親友のひとりがここ10年、闘病していてなかなか会えなくなっていて、でもその彼女が最近はだいぶ元気になって結婚もしたのでそのお祝いも兼ねて。付き合いは長いけどなかなか会えないし、お互いの今の生活スタイルも全然違うけど、普通に1晩、とても楽しい時間を過ごせたのは何だか不思議だったし嬉しかった。バラバラに集合して夜ご飯を食べてから、ホテルで喋り倒すというだけで大阪の街をほとんど歩いていないという不思議な旅だった。死ぬ時に思い出すワンシーン的な(笑)。
 
7月13日 ドラマ『仰げば尊し』の上映&舞台挨拶の現場でのインタヴュー取材。準備が出来た方から次々にインタヴューしていくというスタイルだったので、どなたがいらっしゃるかわからない状態での現場待機。そこに突然、真剣佑さんや太賀さんや村上虹郎さんが続々と! というわけで、もう緊張していても仕方ないので楽しみました。多部未華子さんもとっても可愛らしい方でした。
 

 
7月14日 幼稚園のサークルでプール開き。みんながキャアキャア言いながら、3つ並べて用意されたアンパンマンの小さめのプールに入って遊んでいる中、我が娘はひとり、端っこでシャボン玉をしていました。え……あなたもしかして輪の中に入れないタイプですか。こういう時、いちいち、「私は小さい頃から人がたくさんいる中にワアーッと入っていくのが苦手なタイプで。幼稚園の頃からみんながプールに入ってたらひとりでシャボン玉をしている方が好きみたいな、そういう子だったんですよ(笑)」という、娘が大人になってからインタヴューで発言している様子が脳裏によぎってしまう!(2万字インタヴュー風)これはもう職業病だ。
 
7月27日 TBSにてドラマ『仰げば尊し』の演出家の方の取材。
 
7月29日 ロッキング・オンで打ち合わせ。ROCK IN JAPAN FESTIVALも、もうすぐ。いよいよ夏本番。今年も周りの人に迷惑かけないようにやりきろう。
 
意外と取材は少なかったけど、iPhoneが壊れて買い換えたり、豪雨の中を自転車で娘の送り迎えしたり、始まったばかりのドラマをチェックしまくったり、何かと慌ただしい1ヶ月でした。
 
 
 


 
FullSizeRender-300x225上野三樹●YUMECO RECORDS主宰 / 音楽ライター / 福岡県出身。