連載◆藤田竜史「夢力（ムヂカラ）」第7回「絆と夢〜熱血ベーシスト&野球コーチ・小野広一編〜」

 
こんにちは、藤田竜史です。
YUMECO RECORDS連載【夢力】と書いて“ムヂカラ”、第7回目の投稿です。
もう一度、夢の力やエネルギーを信じるべき時代になりました。
何か一つのことを“こうでありたい”と信じる力。
うつくしいものを“うつくしい”と追い求め続けるエネルギー。
それは感動を生み出すコア。つまりは価値の始まり。
どんなにちいさな灯りでも、そこに価値を与えるアイデアと愛情。
そんな共振する【夢力】を持った人たちに焦点を当ててお届けするヒューマンストーリーコラム。
野球に吹奏楽に音楽イベントに…、縦横無尽に街と芸術を練り歩くお祭り男、小野広一さんに焦点を当ててお送りします。
ぼく藤田と小野さんは柏MUSIC SUNの実行委員中核メンバー同士。
本人はこのような特集に「そんな大そうな！」と謙遜すると思いますが、
いやいや小野さん。だいぶ面白い活動なさってますよ（笑）。
まさに街が生んだ街のためのアクティブヒューマンが今連載の主役です。
元気がなくちゃ、リズムなんて生まれない‼
 
 
 

小野さんとホタバン！ 右上のカメハメハが小野さんです。

 
 
Q.幼い頃、一番最初に描いた夢はなんですか？ またそのきっかけはなんですか？
 
A.ビートルズの一員になりたかった。自分は1972年生まれなので解散してたけど(笑)。
 
父は自宅でギターをアンプに繋いでよく弾いていました。
母はビートルズを羽田に迎えに行ったり（結局会えず）、武道館公演を観に行くなど、父も母も音楽が大好きで休日はレコードが家のなかに響いていました。
ストーンズ、アニマルズ、クリーム、ツェッペリン…。
とにかく小さい時から洋楽を聴いて育っていたのでミュージシャンになりたい！ と。
 
 
Q.夢は見るものだと思いますか？ 叶えるものだと思いますか？
 
A.この歳になると、叶わない夢があることにも気が付きます…（苦笑）。
 
でも欲張りだから叶えたいって思いますよ。
夢は見てるだけじゃつまらん！ って。
なんだかんだで描いた夢は結構叶えてきてるんじゃないかなぁ。
 
 
Q.近い未来、もし夢が買えるようになって寝る前とかに手軽に選べるようなシステムが出来たらどんな夢を買いたいですか？
 
A.それは楽しそう。マンガ「コブラ」の第一話がそんな話なんだよね(笑)。
 
映画のようにハラハラドキドキしたいなぁ。インディージョーンズみたいな冒険とか。
 
 
Q.夢という字を見て誰を真っ先に思い浮かべますか？
 
A.えーと、柏で色々活動している人達。
 
Swing Beat ♪ Team HIROSHIのメンバーや柏MUSIC SUNの実行委員もそうなんだけど、柏には熱い人がいっぱいいる。
ホタルライトヒルズバンドもね（笑）。
 
何か大きなゴール（夢）があって、突き進んでいる人達が周りには多くて。
めっちゃ刺激を受けてます♪
 
 
Q.今、あなたの一番の夢はなんですか？
 
A.自分の周りのみんなと楽しくやりたい。なんだと思う
 
世界征服とかじゃなくて、ごめんなさいね（笑）。
でも一人じゃ叶わないのです。
 
柏MUSIC SUNも最初はどうなるか不安だった。
さらに10月に開催して翌年5月に2回目とかありえないよね（爆）。
 
でも何とか形なってるんだよね。
ほーんと実行委員やサポーターメンバーには恵まれたなぁって思ってます。
 
 
Q.最後に、柏にという街で小野さんが活動していく中で最終的にたどり着きたいビジョンや野望はありますか？
 
A.Swing Beat ♪ Team HIROSHIを通して音楽の楽しさを伝えたいってこともあるし…。
 
柏MUSIC SUNをこの先どういうイベントにしたいかってことも藤田君やみんなと考えていきたい。
柏の熱い人達を巻き込んで、参加した人みんなが笑顔になれるイベントが出来たら最高だなって思います。
 
 
 
夢はゴール。
そう言い切ってくれる小野さんの清々しさとエネルギッシュな姿勢に幾度となくぼく自身も救われてきました。
実は柏MUSIC SUN実行委員募集の際にはじめて全くの見ず知らずの関係から飛び込んできてくださったのが小野さんです。
スーツ姿のいかにもスポーティな男性は持ち前の明るさに加えて、街に対する知識と行動力で瞬く間にチームの中心人物へとなっていきました。
とにかく毎日のように呑んでいるイメージの小野さんですが（笑）、
彼はコミュニケーションの真髄を本能でわかっているかのごとく、
メールやメッセンジャーで済まされてしまう現代の常識的やり取りを飛び越えたところにある、
本物の“キャッチボール”の必要不可欠を今この時代に身をもって教えてくれます。
1から積み上げていくハンドメイドなイベントだからこそ、
彼のような存在は本当に貴重でした。
小野さんなくして「MUSIC SUN」2回目の開催は成し遂げられなかったように思います。
 
 
 

 
 
 
ところで、全国的に有名ではありますが、
柏という街はすごく吹奏楽が盛んです。
特に市立柏高校は国内トップクラスの実績と実力を誇ります。
小野さんもこの街の吹奏楽にすごく精通していて、
いつの日かバンド界と吹奏楽界のクロスオーバーを…というのがMUSIC SUNを通しての夢でもあると語ってくれました。
 

 
 
 
そしてこの夏の終わり。
小野さんも運営に携わっている地元柏の夏祭り「サマーナイトガーデン」にぼくたちホタバンの出演が決定いたしました。
入場は無料なので、ぜひともお近くの方は遊びにいらしてください!!
小野さんもベーシストとして出演するSwing Beat ♪ Team HIROSHIにも注目です。
8月30日（日）の出演ですよ☆
 
 

 
 
 
 

◎今月の夢歌詞・名曲選◎

毎月、藤田が厳選した夢にまつわる名歌詞をご紹介！
 
 
ホタルライトヒルズバンド「スターライトセレナーデ」
 
どんなに願っても叶わない望みがあるように
望めば望むほど輝くひとつぶの涙もあるよ
ぼくらにはすばらしい明日へ向かう仕事がある
P.S その夢は今もちゃんと夢のまま
息をしているんだ
生きているんだ
 
 
ホタバンの今年発売予定、4枚目のアルバムからの1曲。
今作から僕たちはサウンドプロデューサーにGREAT3片寄明人さんを迎えレコーディングに入りました。
その中で、男女ツインボーカルという形式のバンドの特色をさらに推し進めた楽曲がたくさん産まれました。
 
「夢と現実のインターフェース」
 
こんなキーワードから、夢をうたう藤田とリアルをうたう友香。
ひとつの楽曲中に幾重にもその岸辺は移り変わりながら、心の外と中までも飛び回り続ける。
徐々に僕らだけにしか描けないポップスの形が見え始めてきたように思います。
探求は続く。
しかし化けました。
リリースをお楽しみに！
 
 

GREAT3より片寄明人さん、白根賢一さんを迎えてのレコーディング。
スタジオがクリエイティブです。

メンバー全員、超気合入ってました。

どんどん人が集まり、無料エリアとは思えぬ盛り上がりに。

今回オーディション審査員として僕らを選出してくださった、
磯貝サイモンさんと寺岡呼人さん。