image001
 
こんにちは、藤田竜史です。
YUMECO RECORDS新連載【夢力】と書いて“ムヂカラ”第2回目の投稿です。
もう一度、夢の力やエネルギーを信じるべき時代になりました。
何か一つのことを“こうでありたい”と信じる力。
うつくしいものを“うつくしい”と追い求め続けるエネルギー。
それは感動を生み出すコア。つまりは価値の始まり。
どんなにちいさな灯りでも、そこに価値を与えるアイデアと愛情。
そんな共振する【夢力】を持った人たちに焦点を当ててお届けするヒューマンストーリーコラム。
第2回目に織り成す“夢力人(ムヂカラビト)”は、わたくし藤田がいつもお世話になっている美容室、hair design Verandaの藤原健太・樹里ご夫妻です。
 
柏駅から徒歩10分ほど、繁華街を少し離れたところにひっそりと佇む隠れ家サロン“hair design Veranda”。
藤原夫妻がふたりで経営する少人数制の美容室。
ホームページには「お友達の家に遊びに行く感覚で、ベランダをご利用していただければ幸いです。」と表記がありますがまさにその通り。
どこまでもアットホームな癒し空間と笑顔の素敵なご夫妻がお出迎えしてくれます。
僕がこのVerandaに通い始めてから数年。
ふたりのお子様を育てながら、それでもご夫妻で経営するスタンスを貫くふたりに
今回その原動力をたずねてみたところ、それは僕の追い求めている“夢力”とリンクしました。
夢=家族の幸せ
夫婦の絆に迫ります。
 

藤原ご夫妻

藤原ご夫妻


 
 
Q.幼い頃の夢はなんでしたか?
A.健太さん「幼い頃は正直なくて高校生時代に美容師になりたいと思い今に至る」
A.樹里さん「多分、バスガイドさん。理由はしゃべるのが好きだからと書いた記憶が…きっかけは…それを聞かれる前に遠足があったんだろうね。きっと(笑)」
 
ご夫婦の性格は大らかで似ているようでとても対照的。
繊細な健太さんと、明るく元気な樹里さん。
おふたりのバランスあってこそのアットホームサロン。
まさに藤原家におじゃましているかのような錯覚に陥る店内は、常に時間内は基本お客様ひとりひとりに接客をするスタイル。
なんでもない日々の世間話からお子さんの成長記まで“心のバリア”を取っ払ってお話しているうち…見えないところまでまさに“トリートメント”してもらえる素敵空間。
もともとたくさんの人がいて毎回知らない誰かにシャンプーをしてもらうようないわゆる美容室のあのシステムが嫌で、自分で切ってとんでもない事故を起こしたりしていた自分にとって(笑)、Verandaの登場は救世主でした。
 
 
Q.夢は見るものだと思いますか?叶えるものだと思いますか?
A.健太さん「夢はもちろん叶える為に!口に出して毎日十回誰かに伝える。それが【叶う】という文字だしね」
A.樹里さん「見るもの、かな。見てる時の方が楽しい。叶えるためにがむしゃらになったことがない(笑)」
 
元々、同じ美容師を目指して出逢ったというおふたり。
最初は大きい美容室で働き始め、そこからこのサロンを経営するに至った経緯、
少人数制にこだわる理由を聴くと奥さんの樹里さんは
「だって人間関係って難しいじゃない(笑)」
と、おどけて見せます。
ぼくはおふたりには確固たる信念があるように感じます。
樹里さんは送り迎えや育児のことも考えながら、時には旦那さんにお店を任せて協力し合いながらの経営。
忙しいときは一日中ノンストップでお客様に対応し続けることもあるという健太さん。
それでも夫婦経営にこだわるからこそ、それでしか生まれない空気が確かにこのVerandaには存在するのです。
 
「信頼関係」
 
おふたりが信頼関係にあるからこそ、例えばぼくが朝イチに予約をしたとして
時間に遅れてしまえばおふたりにもその先のお客さんみなさんにも迷惑がかかってしまう、だからこそ寝坊は出来ないなと。
当たり前のことだけど、自分が“客だから偉い”ではない、そういう信頼という言葉への無意識な部分での意識がこのサロンを支えている大切な要素のひとつだなと感じるのです。
すべてが“信頼”でつながっているからこその、
本物のリラックスとファミリア。
 
Veranda

Veranda


 
 
Q.今、あなたの一番の夢は何ですか?
A.健太さん「自分が乗りたい車に乗ること。(安易な夢だけど車の事を考えない日はないし、好きな物を手にするという事は仕事も家族も充実してないと無意味だしね。イコール、Verandaを長く太く発展させること。家族の支えなしでは出来ないから」
A.樹里さん「夢と言っていいのかわからないけど、やはり1番に思い浮かぶのは子どもたちの幸せ。日向葵(ひなた)と花奏(かなで)が、それぞれ信頼できる大好きな「他人」に出会うこと。それにより、わたしが自由になれるから(笑)。昔は夢見がちで自分が自分でめんどくさかったから、現実をみられるようになりそれに満足できてる今がとてもラクです」
 
 
家族。
それが“夢”そのものに成りえる事をぼくは藤原家から学びます。
「絆、そして信頼の強さが夢をもっともっと愛おしくする」
ぼくたちの街に住む、自慢の夢力夫婦です。
 
奏でる唄は 日なたの跡 茜香る サンサン通り
 
ぼくのバンドのオリジナル曲「パンザマスト」におけるこの一節は
藤原家のお子様ふたりに捧げました。
 
かなで・ひなた
 
この2ワードを盛り込んであります。
彼や彼女が大きくなってやがて家族を持つとき、
(どちらかがハサミを握っているかどうかはさておき笑)
そこにお父さんとお母さんが培ってきた“信頼”と“絆”をしっかりと受け継いだ姿で、
きっと素敵な夢を育てていっていることでしょう。
 
P.S
長男の日向葵くんは鳥が大好きで鳥博士の異名を取るほどのマニアぶり。
ぼくのバンドの楽曲に子ガラスが鳴くという表現の一節があるのですが、
「子ガラスは鳴かないよ」
と一蹴されてしまいました(笑)。
これからどんな大人になっていくのかぼくも楽しみです。
いつか髪を切ってもらえる日が来るのかな…。
心待ちにしているよ!
 
「パンザマスト」

 
みなさんも是非新しい美容室をお探しでしたら、柏のVerandaにどうぞ。
おふたりの笑顔がまるではじめてとは思えないくらいの親しみやすさで迎えてくれますよ。
 
《hair design Veranda 店舗情報》
〒277-0005
千葉県柏市柏3-11-27 アーバンパルム柏2F
TEL 04-7162-3716
営業時間 9:30〜19:30
定休日 火曜日・第3日曜日
http://www.hair-design-veranda.com/
 
 

◎今月の夢歌詞・名曲選◎

毎月、藤田が厳選した夢にまつわる名歌詞をご紹介!
 
 
 
谷口貴洋「お別れをいうから」
 
今はいつでも 君に会える
でもいずれは灰になる
今はいつでも 声を聴ける
でもいずれは星になる
なんて悲しいこと その肌が その肌が
なんて寂しいこと でも会えなくなっても
夢で会いましょう お別れをいうから
夢で会いましょう お別れをいうから
 
 
イベント・オリオンと夜の虹を共に立ち上げた大阪出身のシンガーソングライター谷口貴洋くんこと、たかっちゃんの名曲。
“夢”は時に人の叶わぬ儚き願いを映し出す理想郷のような響きを放ちます。
もう戻らない今と知っているからこそ。愛する人へ向き合う大切さ。
たかっちゃんの誠実さが教えてくれます。
 
 
《お知らせ》
ついに第2回開催が決まりました。
昨年10月に第1回を行いスタートした地元街フェス「柏MUSIC SUN」。
今年は5月17日(日)に開催です。
テーマは「駅を降りたら街ごとフェス会場!」
今年は有料会場もひとつ増え、前年よりさらにパワーアップした唄の祭典をお届けします。
 
2014年の模様はこちら!
https://www.youtube.com/watch?v=t1CoQLAtrb8
詳細は近日発表致します!
http://musicsun.info/
 
お楽しみに!!
 
 
《3月演奏日程》
3月31日(火)吉祥寺シルバーエレファント(ホタバン)
4月16日(木) 下北沢風知空知 FOREVER YOUNGE(ソロ)
4月25日(土) 新宿marble(ホタバン)
4月27日(月) 新潟GOLDEN PIGGS YELLOW(ソロ)
 
 
 
 
 
profile_fujita藤田竜史/フジタ・リュウジ●ホタルライトヒルズバンドのボーカル。
大阪出身柏育ちの1985boy。水瓶座O型。柏MUSIC SUN実行委員代表 / hotal light soundsプロデュース(赤色のグリッター/浮遊感チエ/polly)。
ホタルライトヒルズバンドHP
http://hotaban.com
藤田竜史ソロHP
http://edamamekumajiro.wix.com/ryujifujita